そして披露宴!

挙式も無事終わり、いよいよ披露宴!
これには悩みの種がひとつ・・・それは後でお話しするとして。
とりあえず、いそいそと支度部屋に向かい、とーーーーっても乾いていた喉を癒し(水分補給する暇がなかった・・・)、頭を琉装用のヘアスタイルにします。これは「うちなーかんぷー」という名前なんですが、どうやら髪を結ぶ事をかんぷーと言うみたいです。つまり訳したら「沖縄風結び」という感じなのかも(笑)
なぜ琉装にしたのか・・・
1.本土から来る人が見るには珍しくて、楽しいだろうと思って
2.なで肩の私には和装が似合うであろうと思って
3.旦那が沖縄顔なので、旦那も似合うだろうと思って
4.沖縄にいる間に一度着てみたかった
結果的には、みんなに「とっても似合ってた〜」と言ってもらえたので、大成功でした。その様子は後ほど。
さて支度も整ったら、カメラマンさんに入ってきてもらい、琉装でとりあえず立ち姿を何枚か撮ってもらう。予算削減で、前撮りしなかったので「きれいに沢山撮ってください」とよーーくお願いしておいたのでした(笑)
いよいよ入場・・・・がしかし、みなみがココに来てぐずりだした。「くっく、くっく〜(泣)」
靴を履いて外に出ると言うのだ・・・しかし、みなみも琉装を着ていて足袋もはいていて(しかも足袋が小さくてすぐ脱げる・・・)下駄は大きすぎる、でどうも歩けそうに無い。もういいわ〜普通の靴にして!普通の白い靴をはかせ、なんとかなだめて、あんよで入場しました。


ふーーよかった。と思いながら、プログラムは進んでいく。乾杯の後、来賓の方々に祝辞を頂き(先生、ありがとうございました♪)いよいよーーー!私のかくし芸(笑)悩みの種はコレでした。結構前からちょっとずつ練習していた三線。結婚式が近くなってから、忙しくなりあんまり練習できてなくて、前日必死に練習して間違えまくる私に旦那が「やめてもいいんだよ、プログラムに載せてないんだし」・・・・いやだーーー自分でやるって言ったからにはやるんだもん!せっかく教えてくれたおじさんに申し訳ないし。プロじゃないんだから、なんとか弾ければいいんだ!・・・とは言ったものの、内心心臓バクバクで・・・。
やっぱり間違えまくってしまいました・・・。しかしっ!皆様が温かかった(T_T)拍手で励まし、手拍子してくれて、口笛もいれてくれ、そして旦那も応援に来てくれ、みなみが手拍子してくれて、場を和ませてくれました。いやーー、ケーキ入刀よりも貴重な家族と会場の皆様との共同作業だったきがします(笑)

あー本当に大変だったけど、やってよかったです。めちゃ恥ずかしかったけどね。芝居の方がいいです(笑)
旦那も「あの状況でよく弾ききったよ、よく歌えたよ」と言ってくれました。練習中にもう少し褒めてくれてもよかったんだけど(笑)練習中嫌な事しか言わないから、めちゃめちゃ自信を失ったままの本番だったんだよーーーー。もう少し自分の発言が、妻にどういう影響を与えるかを想像して発言してくれると、ありがたいんですが。
とりあえず終わってよかった〜って感じで、旦那は「いいなー俺まだ謝辞があるもん、どーしよー」って言ってたので、ざまーみろって思っていました(笑)
席に戻って美しい琉舞をみて、退場〜。本当は児童館のみんなの余興を見たかったけど・・・時間の都合でお色直し中になってしまい、申し訳ない!(沖縄ではお色直し中も結構余興をするようです・・)ちゃんとビデオで見ましたよ〜。凄く素敵なハンドベルでした♪しかも私の好きなてぃんさぐぬ花だったので♪
またまた雰囲気を変えた感じで白ドレスで登場!(みなみも一緒に登場の予定が、疲れがたまり寝てしまいました)
そしてそのままキャンドルサービス。各テーブルを回り、メインキャンドルへ!


そしてケーキ入刀!

その頃みなみも起きて到着。

よかったよかった。
そして友人祝辞。
彼女とは長い付き合いで、色々な思い出がある。なんだか色々思い出して懐かしく、嬉しかったです。彼女の「みぃごをよろしく」のところとかで、旦那も横で「はい、はい」って言ってました(笑)
いっぱい緊張して、大変だったろうに本当にありがとう♪(ま、頼んだのは私だけどさ)
そしてバンド演奏が始まって、カチャーシーが始まった。沖縄の結婚式は"かぎやで風で始まってカチャーシーで終わる"というのが決まりらしく、それを取り入れた。さすがに本土の人はちょっと引いてたけど(笑)たぶん、これが沖縄の人ばかりだったら、みんな踊るはず?!花嫁も花婿もみんな舞台に乗って・・・にぎやかに終焉の時が近づいてきた。
最後に私のお礼の手紙。やっぱりちょっとぐっときましたよ。涙ぽろぽろにはなりたくなかったんだ〜。自分の中で、役者の端くれなら、ちゃんと内容をみんなに理解してもらおうって思った。でもだらだら説明で長くしたくなかったので、簡潔に。両親にあてた手紙ですが、自分の人生観をみんなに理解してもらえたらという思いもこめて。
本当に小さい頃から両親には色々と心配かけて、いつもそれが気がかりだったから、改めてそのことを両親につたえて感謝の言葉が言えたので、とっても良かったです。
そして私と旦那の生まれたときの体重で作ったティディベアをプレゼントしました。
邪魔になるかしら?とも思いましたが、記念にしてもらおうと思い花束でなくこれにしました。
後日談として、姑のベアは3600グラムぐらいあったので、重くて重くて、ずるずる落ちてきたそうです(笑)妊婦時代はそれをお腹に入れていたわけですから、お義母さん大変だったでしょうねぇ・・・。
そして旦那、問題の謝辞。昨夜2時くらいまで頑張って書いていたのですが、なかなかいい謝辞でしたよ。もちろん見ないで言ったので、内容は少し違ったようですが、ちょっと長いかな〜って気がしたけど、頑張って面白い(?)感動の(?)謝辞になりました。だって最後の締めの言葉がどうしても思い出せなくて、紙をだして最後のお決まり文句を飄々と言うものだから、会場は大爆笑。
そして退場。みんなの手拍子で送り出してもらい、本当に楽しかった!音楽も良かったしね(special thanks by taku・・・スペルあってる?(笑))
そして最後に出口でみんなで一礼!

ひゅーーどーん!花火〜♪
最後に花火のサプライズでした!
思っていたより結構凄くて楽しかった〜。しかも花火が終わると同時にバックミュージックが終わって、鳥肌だったよ。すげー私(笑)時間計っていたわけじゃないのに、やったーって感じ。

みんなをお見送りして、ブライダル担当の方が「本当、おつかれさまでした〜ひとみさん、ほんと、頑張った!」って言ってくれた時は、涙が出そうだったわ。
いやーー大変だったけど、頑張ってよかった。そんな瞬間でありました。